大島学習塾は,「正統的な学習により確かな学力形成を」を理念に,2007年に開校しました。
当塾が理念として掲げる「正統的な学習」には,「なぜそうなるのか」という本質的な「理解」と,問題演習を繰り返すことによって,使える知識として習得する「実践」の2つが重要であるという意味が込められています。
これはすべての学問に通じる基本姿勢であり,自分の頭でしっかり考えることで「わかる」ようになり,反復練習を積むことで「できる」ようになる,その積み重ねによって,生徒達に一生の財産となる確かな学力を身につけてもらいたい,そんな思いで日々の指導を行っております。
大島学習塾の指導理念
便利な時代だからこそ
昨今,ICT技術の進歩により,タブレットや動画などを用いた新しい学習コンテンツが登場しております。また,AI(人工知能)の発展は目覚しく,今後確実に,教育の世界にもAIの技術が取りいれられていくでしょう。
当塾では,それらの新しい技術のよい部分は活用しつつも,やはり教育においてはコミュニケーションが一番大切だと考え,本人の理解度や疑問点に応じて即座にかつ適切に対応できる,直接指導にこだわっております。
コミュニケーションを重視することで,お子様との信頼関係が築かれ,指導や助言をより真摯に受け取るようになります。その結果,成績アップや試験の突破などの成功につながり,その体験がさらなる信頼を生む。コミュニケーションが生み出すこのようなよいサイクルが,生徒と講師の間の理想の関係だと考えております。
こんな先生がほしかった
大島学習塾は山口県柳井市にあり,当塾の生徒のほとんどは柳井市かお隣の熊毛郡から通ってくれています。私,塾長大島も柳井市出身です。
私の学生時代の話に,少しだけお付き合いください。
中学1年生の頃は勉強が苦手でした。特に英語が苦手でした。でも,中学2年生のときの担任の先生の指導が素晴らしかったことと,英語と数学の塾に通い始めたことで,何とか柳井高校には進学できました。
柳井高校に入学して,最初の席は出席番号順だったのですが,たまたま席が隣だったクラスメイトが医学部を目指しており,熱心に勉強していました。彼の影響で,自分もなんとなく勉強するようになり,いろいろと情報を集めたり実際に勉強を進めていくうちに,徐々に受験勉強にハマっていきました。
受験勉強を進めていく上で障害となったのは「地方不利」という現実です。今でこそネット通販が発達していますが,当時は特殊な参考書・専門書が欲しければ広島などの都会に行かなければなりませんでした。衛星授業はありましたが,ナマの授業が受けられる予備校はやはり都会にしかありません。
「柳井市でも予備校なみの(それ以上の!)高度な数学を教えてくれる先生がほしい。」高校生の頃の私はそう考えていました。それと同時に,自分が受験勉強の中で身につけたテクニックや数学の解法を,同じように地元柳井から大学受験を志す後輩たちに伝えたいとも思うようになりました。
つまり,自分がいたらいいなと思う先生に自分がなればいいんだと考えたわけです。高校生の頃に描いたこの思いが大島学習塾の原点です。
当時思い描いた理想の教師には,まだまだ遠く及ばないかもしれません。でも,教育に関することでもICT技術に関することでも,新しいことは積極的に取りいれ,吟味し,よりよい教育環境の実現を目指していく姿勢はいつまでも持ち続けていきたいです。大島学習塾はこれからも進化を続けます。
1981年3月14日生まれ 山口県出身 | |
1996年 | 柳井市立柳井中学校卒業 |
1999年 | 山口県立柳井高等学校卒業 |
2003年 | 東京大学理学部数学科卒業 |
2005年 | 東京大学大学院数理科学研究科修士課程修了 |
大学院修了後,大手学習塾で講師を務める。2007年に大島学習塾を開校 |